NO72.裸足で歩こう
■総額 1,140万円
■お客様のご要望
築年数が34年の団地リノベーションでしたので、設備の老朽化、断熱、防音、間取りなどに不満がありスケルトンからのフルリノベーションをご希望でした。
温かみのある空間づくり、マンション特有の梁の魅せ方、間取りの使い勝手の良さをご要望でした。
■リフォームのポイント
ほっこりする温かさ
フルスケルトンからの工事をご希望で、なるべく天井を高くして床はできるだけ低くし空間が広く見えるようにしたいとのご希望でした。
また、床と扉や造作家具は無垢材を採用しナチュラルで温かい空間となるようにご提案いたしました。
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対面キッチン
コンロ前は壁仕様の耐力壁タイプのカウンターキッチンをご選定頂きました。
キッチン背面には収納がたくさんできるようにカップボードを設置しております。
また、既存壁付けI型キッチンを移設するときにふかし壁が必要で壁面にデッドスペースが生まれました。
そのスペースを有効活用できるようにニッチ収納を設け、部分的にS字フックを設置しネットに入ったお野菜や買い物袋を下げられるようにしています。 -
造作の本棚とはしご
梁の下の無駄なスペースを活用するために、本棚とはしごを造作しました。
本棚は収納されるもののサイズに合わせて設計しております。
また、はしごはお子様が弓道をされているのでその道具やお洋服をかけられうようにとご希望を頂き造作いたしました。 -
杉の無垢フローリング
S様は杉材に強く思い入れをお持ちでしたので、全居室に重厚感のある厚さ30mmの国産の杉材を採用し自然塗装を施しております。
ご家族で温かみのある優しい足触りを気に入って下さっています。 -
WIC
プランニング時から収納するものを明確にして頂き、必要なサイズや奥行き、高さなどを細かく打合わせを行いました。
実際に使い勝手のイメージを確認するために、現場で位置や高さをS様に確認しながら進めていきました。 -
造作ベンチ
可動キャスター付きのベンチは、収納もでき来客があった時に使用できるようにと余ったフローリング材と集成材で造作いたしました。
取っ手は座った時に邪魔にならないように掘り込み取っ手をご提案いたしました。 -
装飾梁
なるべく天井を高くしたいとご希望でしたので2700mmまで天井高を確保しましたが、天井を高くするのに比例してLDとキッチンの間にある梁の高さが822mmと大きなものとなりました。
せっかく高くした天井も梁がある事によって、余計な圧迫感となり悪目立ちてしまう事をとても心配されていました。
大きな梁をデザインに取り込むために、部分的にミラーを設置し残りはアクセントクロスを施してあげることでリビングに入った時のフォーカルポイントをアクセントクロスに集めて梁の圧迫感を消しています。
S様も梁が目立たなくなったと喜んでいただいています。 -
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場所
東京都品川区
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施工内容
老朽化の解消のためのフルリノベーション
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間取り
3LDK+S+WIC
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家族構成
ご夫妻・お子様2人
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完工時築年数
34年