NO17. LDと繋がるウッドデッキ

お子様の成長に伴い、お子さまが一人で遊んでも危なくないようにとリビングダイニングから出入りするフェンス付のウッドデッキを設置しました。

休日にはご友人を誘って食事会にも利用したいとのこと。




【プラン図面】






【ウエスタンレッドシダー】

デッキの材料はウエスタンレッドシダーの天然木を使用いたしました。天然木と人工木のメリット・デメリットは様々ございますが、施主様が一番大切にされたのは、天然木ならではの風合いとプロヴァンス風の外観とマッチすることでした。

また、統一感を持たせるためフェンス・階段・パーゴラもデッキ材と同じ天然木で造作しました。本来ウエスタンレッドシダーは黄褐色から褐色の色味ですが外観とマッチさせるため、仕上げの塗料はクリア塗装にホワイトで着色をしています。





【ブランコ】

施主様のご希望でデッキの余ったデッキ材料で子供用ブランコを造作しました。

パーゴラの桁部分に固定しステップを上る途中に設置しています。

設置する際も施主様とともに、位置やロープのサイズを確認しながら一つ一つ仕上げていきました。今では、お友達と楽しくブランコに乗っていると伺っております。





【ハンモック】


ご自宅が小高い丘に位置しているので、天候の良い日には富士山が見え、反対側には遠くに海が見渡せます。

富士山が見える側に洗濯干し兼ハンモックスペース、日よけ用のパーゴラを設置しています。

また、海側は隣家が視界を遮っていたのでステップで高低差をつけています。





【パーゴラ】

ウッドデッキで洗濯物を干す時やハンモックでくつろいでいる時、室内にいる時に日差しを緩和させるためパーゴラを採用しました。

パーゴラは手動式で水平に流れるレールに沿って、キャンパスがスライドし柔らかいウェーブを描きます。

パーゴラを設置している洗濯干しスペースは、通りに面しているため目隠しフェンスを高さ180cmに設定しプライベート感を大切にしています。

やすらぎのオープンエアな快適空間となっております。




【手洗器】


手洗器も外に設置し、リビングに戻らずとも水回りの作業が行えるようにしました。

こちらも造作で作っております。




【照明計画】

プランニング最中よりマリンライトを設置したいとご要望を頂いていました。

また、当初より施主様はご家族や親しいご友人たちを招いての食事会や、夏場は夕涼みをお考えでしたので、ウッドデッキを使用するシーンによって照明を使い分けれるように、

マリンライト以外にもウッドデッキに埋め込むダウンライトやスポットライトなどもご採用頂きました。またLDからステップが見えるので、室内から見る照明プランも意識して計画いたしました。

色温度が低い照明で足元や低い場所を照らすことで、やすらぎやくつろぎ感を得られ空間に立体感と奥行をプラスさせます。



施工事例:NO17.ウッドデッキにつながる室内外の動線

場所:神奈川県横浜市